損害賠償の示談交渉

交通事故における損害賠償の示談交渉は、一般的に被害者側と加害者側の保険会社間で金額を決定します。怪我をした人損の場合は治療が終了するまで金額が不確定ですが、車など物損の場合は金額確定が早く、物損の示談をまず最初に行います。

人損や物損の示談交渉において大きな争点となるのが「過失相殺」です。交通事故の加害者側だけでなく被害者側にも過失がある場合、過失割合に応じて賠償金が減額されます。その為、初回交渉時に提案される金額は低く設定されているケースも多く、過失割合によっては数十万から数百万単位で金額が変わる為、過失割合の交渉が重要なポイントとなります。

相手方の保険会社と示談交渉を進める中で、示談書に疑問があるばあいは絶対に署名をしないで下さい。一度示談書に署名をしてしまうと、後から示談内容の変更を求めても覆ることはありません。その為、納得がいかない場合は提示された内容を何度でも検討するようにしましょう。また示談交渉は基本的に保険会社間で行いますが、相手方が任意保険に加入していない場合は本人と直接示談交渉をします。

交通事故の示談交渉は保険会社に提出する資料が膨大で時間がかかるなど時間も気力も浪費する作業である為、早く済まそうとする方が多くいらっしゃいますが、示談交渉を焦ると本来得られるはずだった金額が受け取れない場合もあります。そこで交渉がすんなり行かない場合には弁護士に相談するなど、プロの助力を得ることで交通事故の示談交渉を確実かつ優位に交渉を進めることができるので、ぜひ活用しましょう。